2005.05.30 22:02

二子山親方が亡くなりました。 二子山親方というより僕にとっては「大関 貴ノ花」です。 当時、実の兄(元横綱 若乃花 二子山親方)が親方で 周囲が反対する中「水泳じゃメシは食えない」という名セリフで角界に入りました。 そして学生横綱として鳴物入りで角界デビューしたのが「横綱 輪島」。

二人は貴輪時代を築きました。

優勝して座布団が飛ぶようになったのは貴ノ花の優勝からです。(貴ノ花×北の湖)
体が倒れるより先に髷がついて負けたのは貴ノ花だけです。(貴ノ花×高見山)
土俵を一番長く綱渡りして勝てるのは貴ノ花だけです。
一日休場して優勝したのは輪島だけです。
上手投げより強い下手投げは輪島だけです。

二枚腰といわれた貴ノ花。黄金の左腕といわれた輪島。 彼らが平幕から上位を狙う頃、僕が相撲を一番熱心に見ていた時代でした。


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