2009.11.21 09:29(土・朝)
昨日イングロリアス・バスターズを見てきた。
今年47本目である。
さすがはタランティーノ監督。期待を裏切らない。
でももう少し過激なのかと思っていた。意外とおとなしめだったのは、
こっちの感覚が麻痺しているのかもしれない。
麻薬と一緒であまり多く見てはいけないのかもしれないな。
世の映画監督にいいたいことがある。
世の中色々な監督がいるけど、もっともっと勉強して欲しい。
しかし評論家は勉強をする人ではなく、
勉強が出来てる人が望ましい。
それと評論家は多分スポンサーの都合に関らない人で友達がいない人がいいのだろう。
そういう意味では副職的であり目立つ事が嫌いで淡々と映画を足で歩いてみる事が出来る人で、
引きこもり傾向で、主たる職業でなく兼業の人がベストだと思う。
逆に映画監督は兼業は止めたほうがいい。
最近とくにお笑い芸能人や俳優が監督する映画も増えてきた。
最近のその手の映画は悪いけど全く見てない。見る気が起こらないといったほうがいい。
結局独りよがりで勉強もしてないし自分ならもっと面白く出来るという思い込みだけの作品になっているから。
(見ないで言うなといわれるかもしれないが、宣伝とか映画館での予告編でわかっちまうのさ)
ワタクシだって映画見てる本数が多くなったり人生経験つんでくるとオレが作ったほうが面白い作品が
できそうだなんて思うこともあるくらいだから、みんな安易に作りたがる気持ちも分からないではない。
でも結局素人考えなのである。トーシロであることをよく考えて欲しい。
そして回りのスタッフも止めなきゃ。酷い作品なら上映させないぐらいのことしろって。
そういう意味ではそれは北野武監督の功罪の1つでもある。
皆を勘違いさせてしまった・・・。
キタノタケシ監督の作品は殆どはDVDで見た。
その男凶暴につきはテレビのロードショーで見たけどよかった。自分の中の順位では1番いや2番かな。
1番は座頭市だな。キタノ作品で映画館で見たのは座頭市だけ。
座頭市ほどの映画を作れるからこそ他のキタノ作品も納得できるというものである。
映画監督は医者や弁護士みたいに試験して受かった人だけにしたいくらいだ。とにかくもっと勉強してください。
そのうち日本の映画界は、犯罪が増えると一般市民の生活にメンドクサイ影響がでて
住みにくくなる、のと同じ状態になるかもしれないのだ。
過去の作品をもっと見て、演出、構成、カット割、カメラワーク、
そして原作のあるものは自由に演出脚色していいとは思うが本来の作品の意味をよく理解して欲しいと思う。
全てにおいて未熟な作品がなんと多いことか。
お金を出して見るほうはたまらない。
ついでにもう一言。
映像化不可能といわれた・・・がついに映画化
というキャッチフレーズは止めたほうがいい。
そういう作品に限ってあまりよろしくない傾向にある。
・・・そういえばイングロリアス・バスターズの感想1つも書いてないな・・・。