えー映画芸術の公募に出していたのが見事に落選しまして、先日葉書が来ました。 入選者のみに通知すると言ってたのに・・・引導渡されちまいました。 まぁ落選の通知ではなく、佳作が２つで入選作なしという結果報告の葉書ですが。
ケッコウ自身あったんだけどナァ。
気を取り直して去年見た映画のランキングを発表します。 えー去年は激戦で熾烈な戦いが繰り広げられました。 勿論独断と偏見のみで順位付けしてます。 カッコは見た場所です。
1.美代子阿佐ヶ谷気分（渋谷）
2.愛のむきだし（渋谷）
3.チョコレートファイター（新宿）
4.レポ（渋谷）
5.ウェディングベルを鳴らせ（渋谷）
6.パイレーツロック（仙台）
7.愛を読む人（日比谷）
8.イングロリアス・バスターズ（仙台）
9.バッドバイオロジー（渋谷）
10.サマーウォーズ（仙台）
11.罪とか罰とか（渋谷）
12.ラッシュライフ（新宿）
13.空気人形（仙台）
14.ウルトラミラクルラブストーリー（有楽町）
15.ラストブラッド（豊洲）
16.トランスフォーマー（渋谷）
17.スタートレック（有楽町）
18.ヤッターマン（渋谷）
19.インスタント沼（渋谷）
20.２０世紀少年・第２章・第３章（仙台）
21.ヘルライド（仙台）
22.刺青・背負う女（渋谷）
23.サンシャインクリーニング（渋谷）
24.パンドラの匣（仙台）
25.サムライプリンセス（渋谷）
26.重力ピエロ（有楽町）
27.おっぱいバレー（有楽町）
28.スラムドッグ・ミリオネア（日比谷）
29.ターミネーター４（渋谷）
30.ＧＩジョー（仙台）
31.蟹工船（豊洲）
32.タジョウマル（仙台）
33.斜陽（渋谷）
34.ファイナルデッドサーキット３Ｄ（仙台）
35.アトム（仙台）
36.エバァンヴェリオン（渋谷）
37.ハイキックガール（新宿）
38.ＧＯＥＭＯＮ（渋谷）
39.カムイ外伝（仙台）
40.ブルーフィルム（渋谷）
41.ハイペリオン（新宿）
42.刺青・月の匂い（渋谷）
43.クールガールズ（六本木）
★番外
・マイケルジャクソン This is it（仙台）
・不確かなメロディー（渋谷）
★総評
悩んだのは１位と２位。どっちも１位なんだけど、３回見たということで美代子阿佐ヶ谷気分を １位にしました。 最近はテレビドラマと同じになっている映画が多い中にあって久々に映画らしい作品でした。 どちらの作品も愛と狂気を描いていて、監督も俳優陣もちゃんと勝負している。 そういうのって見てる側に伝わる。
残念だったのが、ＧＯＥＭＯＮとカムイ外伝。どちらもＣＧに問題あり。 それぞれ問題は違うけど、どちらもＣＧが映画を壊してしまったことは同じ。 特にカムイ外伝のＣＧは酷い。何十年か前のまるで初期のＣＧレベル。 ＧＯＥＭＯＮのＣＧはよく出来ていた。でもやりすぎたと思う。 本物に見せたいのか、バーチャルに見せたいのかはっきりしていないから、 見てるほうはしっくりこなくなる。 どちらもＣＧかよければもう少し上位だったのに。
ＳＦものは全体的に食傷気味かな。 特にパート２ものの作品は自分の中の鮮度が落ちてしまったかな。 だから新鮮に感じられなくて、はじめてみた時の感動がなくなっている。
さて最下位争いの２作品はどちらも間違いなく最下位。文句なくどっちも酷い。堂々の最下位。 どちらも思わせぶりだけで勝負してない作品だ。 監督も俳優も勝負してない。それでいて本人達は満足してしまっている。 いや、物凄くいい作品作ったと勘違いしてしまっているだろうな。
さて２０世紀少年は監督も俳優も見る側も思い入れが強すぎて なんともいえなくなってしまっている。 映画としてはやや説明的すぎた。ミスキャストの感じもする。 しかも３部作は長すぎる。２位の愛のむきだしは４時間弱の上映時間で１秒も飽きなかった。 ３時間ぐらいで１回にまとめて欲しかったな。つまり添削不足だね。 だから結果的には漫画を超えられなかったし、残念ながら厳しいようだか映画にもなってなかったと思う。