★チョコレートファイター/ハイキックガール/ラストブラッド


世の中には様々な映画があってその中でもエロ魂をよりウズウズさせるのが美人ファイターもの。
奇しくも日本では同時期に上映となった、
タイのチョコレートファイターと日本のハイキックガールとラストブラッド。

頑張ってなんとか3本観賞に成功。
これで語れるなぁ。基本的に美人ファイターものはチラリズムが原則ではある。
おっぱいはださなくていいと思っている。勿論出してもいいけど。
チョコレートファイターの売りはなんといってもCGなしワイヤーなしの本格ファイト。
ハイキックガールも基本的なコンセプトは同じだが、
制服ミニスカートであるが故にプラスアルファでパンチラが売りと思う。
ラストブラッドはアニメの実写版でCGとワイヤー駆使が売り。
そんな風に考えながらワクワクしながら映画館に足を運んだ。

先ずチョコレートファイター。
タイのヤクザ組織に属しているジンと
日本人ヤクザのマサシ(阿部寛)との間に生まれた子供のゼン(ジージャー)は幸せに暮らしていたが、
母が難病にかかり多額の治療費が必要になり状況は一変する。
マサシは結婚して直にタイのヤクザ組織に狙われ日本に逃げていた。
ゼンは治療費を稼ぐために戦う。
ゼンは自閉症で脳の発達が遅れているが一度見た技は直に習得出来る能力があった。
母がお金を貸していた相手からお金を取戻そうと卓越したその武術を使い、
相手からお金を取戻していくが、その手荒さにタイのヤクザ組織に目をつけられてしまう。
そしてタイのヤクザ組織と戦うようになるという話。
ハイキックガールは学校の空手部に所属している女子高校生の圭(武田梨奈)は強さを求めるあまり、
型の練習ばかりする師匠の松村(中達也)に反発し黒帯狩りというストリートファイトを繰り返す。
そしてある闇の組織「壊し屋」の入門テストを受ける。
しかし壊し屋と師匠の松村との因縁を知り師匠のもとへ戻ろうとするが囚われの身になってしまう。
最終的には師匠の松村に助けられ、改めて本当の強さと型の大切さを知ることになるという話。

ラストブラッドは鬼と人間の間に生まれた子供サヤ(チョン・ジヒョン)がオニゲンに殺された父の復讐を誓い、
徐々に増殖する人間社会に潜む鬼を退治しながら全ての鬼の起源であり父の敵である
オニゲン(小雪)を倒す為に戦うという話。武器は刀。(オニゲン・・・ちょっとスタミナドリンクみたいだが)。

チョコレートファイターのジージャーのファイトは迫力満点。
細かいことをねじ伏せ黙らせる、おっぱいとかパンチラとかも門前払いにするパワーファイト。
一つ一つのパンチやケリに魂がこもっている。
技術的なことはよくわからないが、
それが本物なのか演出なのかなんて考える前にスクリーンの中のゼンの格闘に
釘付けになってしまうのである。ブルースリーの格闘場面と同じレベルであると思う。
ストーリー云々よりも、兎に角脇目もふらず真剣に格闘に取組んでいるのが伝わってくるし、
見てるほうもそれが見たいが為に映画館に来る。

一方のハイキックガールはCGなしワイヤーなしで本気で蹴ってるという振れ込みながら
何故か格闘シーンにあまり迫力が感じられない。
武道的な部分を優先して映画的な演出がない分見てる側にはなかなか伝わらないのかもしれない。
火を使う場面も一箇所あるが全然恐怖感が伝わらない。
腕に火をつけてるが武田梨奈本人が敵よりビビッてるように見えたりもする。
スピード感がなく見えるのは先にチョコレートファイターを見ていたからかもしれないが

・・・ちょっと気になったのがスロー再生の多用。
武田梨奈のハイキックの後に直にスローでリプレイする。
なんとなくハウツウ空手ビデオ風にみえちゃう。
それにスローのやり方も工夫が足りない。
ハイキックの後に単純に同じ角度の映像をスローにするだけ。
パンチラもなし。だからハウツウ物に見えるんだろうな。
どうせやるならケリの始動は普通に回して当たる瞬間ややアップ気味にスローにして当たったら
普通に戻して敵が倒れるところはスローにして、それからそのシーンを普通に回した状態で見せるとか。
(ド素人が分かった風なことぬかすなボケっていわれそうだな)。
プロフィール見ると武田梨奈は特技がヌンチャクらしいのでもっと使ったらいいのにとも思う。
やはり本格的な空手を意識し過ぎなのかもしれない。でも映画は試合じゃないんだから。

ついでに師範の松村先生にも一言。
最後の決戦で敵地に乗り込むのにボタンダウンのシャツにチノパンみたいなズボンというのは
・・・デートに行くんじゃないんだから
・・・それに似合ってネェーし
・・・やっぱり空手の服(道着っていうのかな?)じゃないとナァ
・・・それから髪型もいまひとつさえない。敢えて私服なんだろうけど、
痩身のイケメン細マッチョならいざしらず、
申し訳ないけどどちらかというと風采上がらないタイプだから見てるほうは盛り上がらない。

言い出すと止まらなくて申し訳ないけど、
敵のボスクラスが口ばっかりでやたら弱いのは如何なものかなと思う。
ザコみたいに一発で倒される。「いよいよボスキャラとの白熱のバトル」
と期待したとたん一発で倒されてしまう
・・・その前のザコのとのファイトのほうが長かった。
普通ゲームだって水戸黄門だってウルトラマンだってターミネーターだって
戦闘シーンの最初は苦戦して最後はヒカエオローだよねぇ。

チョコレートファイターのような潔さがないのだ。その1つがパンチラ。
やはりハイキックガールはシロパンのパンチラが売りの筈。
ハイキック自体も売りは売りだがパンチラあってのものだと思う。
スカートの中は全然エロくない黒のトランクスタイプのパンツだった。
なのに相棒の高校生の男子はキックの時にパンツの写真をとろうとするという矛盾。
全体的にはっきりしないのである。

本格的武道の伝道としてなのか、
ミニスカ制服着てるアイドル的なのか、
ハイキックのパンチラなのか
・・・映画として視点がはっきりしない。

だから見てるほうも何を見せたいのかわからなくなってくる。
おっぱいじゃなくてもシロパンのパンチラさえ出せば何も言わなかったかもしれない。
パンチラぐらい何故出せないといいたい。だったら制服ミニスカートにしてる意味がない。

極端に言えば詐欺。だって制服ミニスカートでハイキックなら誰だって期待するよな。
誰も黙らせてくれないのでもっといっちゃうと
ブルースリーのような「ふー」っていう構えた時のうめき声を
武田梨奈ちゃんも時々いうんだけど、ただ言葉として言ってしまっている。
心のそこから魂を込めて吐き出している感じが全くない。
チョコレートファイターのゼンのような狂気がないのである。
しかし次回作には大いに期待したい。心底そう思っている。

ラストブラッドはセーラー服着用でパンツは黒のトランクスタイプ。サヤ(チョン・ジヒョン)は可愛かった。
でもチョコレートファイターと同様にパンチラがなくても不満に思わなかった。
(ワタクシ闇雲になんでもかんでもおっぱいを求めているわけではないのである)
つまり非現実的な世界の映画だからその世界を堪能出来ればいいのである。
CG、ワイヤー駆使の映像は迫力満点で、
チョコレートファイターとは真逆の作り方ではあるがやはり魅了される。

ワイヤーは重力をいかに感じさせないかが勝負。
意外にそれを疎かにしているワイヤーアクションは多いと思う。

アニメなら簡単に空間に力をかけられるけど実写版はなかなか難しいと思う。
プラスこの映画の売りというか見せ場は刀。
バッサバッサと切るという行為と、
刀の抜き方と、戦闘中に刀を落とした時に
もう一度刀を手中にするための戦い方と、こちらの要望は全て網羅されていた。
刀には拳銃とは異なる狂気と日本的なエロスがある。
ラストブラッドでサヤは鞘を背中に背負っているので、
抜くまでのアクションがまた痺れるのである。
はっきりとは確認出来ないのだが鞘の後ろを蹴り上げて刀を飛ばして手におさめたりしている。
男は刀とか拳銃を身に付けたい願望が潜在的にあるのだと思う。

アシカラズ


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