・ ゆきずりのノスタルジア ・

はれた空
はれた瞼
一晩過ごした
寝不足の思考

君に話した過去は
僕が立っていた位置
距離や時間の長さじゃなく
遠くにいることを
伝えたかった

僕の位置を守りたい
でも守れなくて
ここにいるんだ

そんな風に語った

はれない想い
はれのひかない
ゆきずりのノスタルジア

君と朝を迎えたんだね
君が目覚める前に
答えるよ
君はどうして
どうしてってそれだけ
いっていたから

必要なこと必要のないこと
誰がいるから誰のために
どんな愛が必要なのだろう
だったのだろう

本当は
自分自身を自分自身が
裁けないといけないのかもしれない

なんてね
出来もしないくせに


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